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【防災と出汁パックの密接な関係】
【突然やって来る自然災害】
近年、急増する自然災害。
2011年3月11日に東北地方を襲った東日本大震災や、熊本沖地震、北海道胆振東部地震など、これまでに私たちが経験したことがない規模の自然災害が立て続けにおこっています。
これらの原因として考えられているのは、長い地球の歴史の中で周期的に繰り返されているものや、地球温暖化の影響で環境に変化が起こっているとされているものが多く、特に周期的に繰り返されているもののなかには、私たち日本人にとって大きな脅威となるものが多数あります。
それも、もうすぐそこに、、、
【巨大津波がやって来る】
ユーラシアプレート、北アメリカプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートのこれらが交わる接点上に、ほぼ乗っかるように位置している、私たちの日本。
このプレートに沿って日本海溝、相模トラフ、南海トラフなどがあります。
特に昨今、南海トラフや首都直下型地震の発生確率が、ここ30年以内に70%〜80%の高確率で発生すると警鐘が鳴らされています。
もしこれらの地震が発生した場合、南海トラフに例えると、九州の太平洋側から四国、大阪、和歌山県、愛知県、静岡県あたりの広範囲にわたって最大震度7クラス、震度6強、震度6弱クラスの大地震が発生し、そして沿岸部には最大高さ10m以上の大津波がやって来ると予想されています。
これは東日本大震災と同等、もしくはそれ以上の大地震です。
【あらゆるものを失ってしまう大災害】
記憶にまだ新しい東日本大震災。
私も現地へ駆けつけたことがあります。
あれは確か震災後の5月頃だったかと記憶しています。
苫小牧港から仙台港へとフェリーで訪れたのですが、着港する1時間くらい前から海面には無数の瓦礫が漂流し、港が近づくにつれて、海の色が赤土と瓦礫にまみれ虎柄模様に見えたのをよく覚えています。
そして仙台港に下船したとたん、今までとは変わり果てた街の景観に驚きました。
今まであった大きな会社や倉庫は跡形もなくなり、よく車を停めて休憩していた公園は何処にあったのか、場所が分からなくなるほど変わり果て、辺り一面瓦礫のみ。
私が暮らす北海道では、辺り一面雪景色。
ぐるっと、360度の雪原が見渡せる場所がありますが、仙台港周辺では360度、あたり一面瓦礫だけが延々と広がっていたのです。
そのとき私は、「戦争があると、こうなるのかな」と感じるほど、何もかもが破壊されていました。
残念ながら命をなくされた皆様方には、心からご冥福をお祈りいたします。
私には、宮城県、福島県にも多くのお得意様、友人、知人がいらっしゃいます。
幸いにも皆様と再会することが出来たとはいえ、家や会社、そしてご親族を亡くされてしまった方のお顔や恐怖体験談は、今も忘れることができません。
津波が2階の床下を流れ、窓の外は無数の火の粉が飛び交い、いつ津波に飲み込まれるか、はたまた家に火が付き焼かれてしまうか。
逃げる場所がない恐怖のなか、家族で抱き合って過ごした日のこと。
津波が来た直後から、人命救助にあたり続けた消防隊員のリアルなお話。
表には出てこない、非情な出来事などなど。
【いつ起こるか分からない自然災害に備えて】
突然ですが、あなたは防災用品を準備していますか?
まだの方、大勢いらっしゃると思います。
「そのうち」とか、「後で」と思っているうちに、どんどん機会が薄れて、ついには忘れてしまいがちです。
その気持ちは分かるのですが、「ある」と、「ない」では被災時に、大きな差が生じてしまいます。
以前、私も体験いたしました。
2018年9月6日におこった、北海道胆振東部地震です。
まだ夜も明けない午前3時7分、胆振地方中東部でマグニチュード6.7の地震が発生し、厚真町で震度7、安平町、鵡川町で震度6弱の揺れが観測され、津波の被害こそなかったものの、多くの家屋が倒壊し、特に厚真町では土砂崩れによって尊い命を失いました。
被災された皆様には、心からご冥福をお祈りいたします。
このとき、北海道は電力の供給源を失い、北海道全域が2日間以上の停電「ブラックアウト」を経験いたしました。
私たちの日常生活にとって、電気がどれだけ必要なものなのかは、分かっているようで意外と知られていません。
地震直後、今いったい何がおこったのか?
どれだけの被害なのか?
津波は来るのかどうか?
テレビのスイッチを入れても、当然テレビはつきません。
みなさんスマホで映像やラジオを受信していたと思いますが、それもバッテリーの充電が残っている間だけです。
遠くに暮らす親族や久しい友人・知人に、無事である連絡をしていると、すぐに充電残量がなくなり、スマホは使えなくなります。
車のエンジンをかけてラジオを聴けば、ラジオ局や公共の施設では、スマホ充電のサービスを知らせていました。
もちろん、制限はございますが。
何か必要なものを買いに行こうと車を運転すれば、道路の信号機は全て消灯しており、心無いドライバーもいて、幹線道路は混乱していました。
車を動かすにはガソリンが必要ですが、ガソリンスタンドだって電気がなければ給油することができません。
自家発電機を準備していたスタンドは、給油を待つ車で行列ができていました。
このような経験をしたことから、防災用品としてラジオや乾電池、ロウソク、カセットコンロなどの他、車のガソリンも、常に半分ほどの残量でいるよう心がけています。
【避難場所は決めておく】
もし、あなたが仕事中、自宅に津波が来たらどうしますか?
時間的に、子供たちは下校しているころ。
子供のスマホに電話をしても、まったく応答がない、、、
もし、津波に流され命からがら助かったとして、いざ家族に連絡しようにも、スマホは先ほどの津波に流され失くしてしまい、連絡の手段がありません。
やっとのことで自宅に戻ても、あるべきはずのマイホームは津波に流され跡形もない。
それどころか、ご近所さん、町内会仲間の住宅も、一軒残らず津波に流され残っていない。
こんなとき、あなたならどうやって家族に連絡しますか?
何とか見つけた人に電話を借りて連絡しますか?
家族の電話番号、覚えていますか?
こんなことが、いつ起こるのか。
誰にも分かりません。
だからこそ、普段から緊急時にはどうするのか、家族で話し合い決めておかなくてはなりません。
我が家では、緊急時に避難する場所を決めてあります。
皆さんが暮らす街にも、避難場所が指定されていると思います。
広報やwebページで、あらかじめ確認しておくことをお勧めいたします。
【炊き出しが万能ではない理由】
突然の大きな揺れ、迫りくる大津波から逃れるため、着の身着のまま逃げ出して、何も持っていない自分と家族。
避難所では同じように避難してきた大勢の人たちで溢れ、避難所での時間は大変に息苦しい生活となります。
温かい夏ならばまだよいのですが、寒い冬ならば支給される毛布やタオルケットだけでは十分な暖はとれないでしょう。
見知らぬ人との共同生活では、プライバシーだってあるはずがありません。
そして何より、真っ先に訪れるのは「空腹」ではないでしょうか。
人間誰しも、食事をしなくては生きていけません。
喉の渇きと空腹感は、避難所にいる全員に襲ってくるのです。
このような事態に備えて、避難所にはあるていどの食料を備蓄していると思います。
カップ麺や乾パン、缶詰など、皆で分けて食べることになります。
その後、自衛隊や自治体関係者、ボランティアの人たちが駆けつけてくださり、食料を中心に生活必需品を配給してくれます。
なかにはNPOなどの有志が集まり、温かい料理を振舞ってくださったりしています。
お世話になった方のお話を伺うと、本当にありがたくて涙がこぼれたと話してくれました。
カップ麺やパンばかり食べていたので、熱々のカレーライスの味は、今まで食べてきたカレーライスの中で、一番美味しかったなどと。
しかし、あなたはご存じでしょうか?
これらの非常食や炊き出しを、食べられなかった人たちがいたことを、、、
【食物アレルギーを知っていますか?】
日本人の2人に1人が、何らかのアレルギーを持っているといわれる現代。
よく知られる花粉症も、その1つです。
その他にもアトピー性皮膚炎や食物アレルギーもそうです。
1988年、小学校6年生の男子児童が学校給食のそばを食べ、アレルギー症状を発症して死亡する悲しい事故がありました。
ここに謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
この事故をきっかけに、食物アレルギーが広く知られるようになったのは間違いないのですが、その知見はまだまだ浅いような気がします。
ご自身が食物アレルギーであったり、ご家族がそうである場合は自然と詳しくなるのですが、身近に食物アレルギーの人がいない場合は、その悩みや辛さを100%理解するのはなかなか難しいものです。
食物アレルギーで有名なものは、鶏卵、小麦、乳製品。
この3つが3大アレルギーと呼ばれていて、2つ以上を併せ持つ人も珍しくありません。
もちろん、この3つ以外にも、ピ−ナッツやエビなど、多種類のアレルゲンが知られています。
例えば、あなたが小麦アレルギーだったとします。
少し話を戻して考えてみてほしいのですが、避難所で皆に配られたカップ麺。
市販されているカップ麺の殆どは、原材料に小麦が使われているのです。
パンだって、主だった原材料は小麦粉です。
小腹を埋めたくてスナック菓子をと思っても、裏面の原材料表示を見れば小麦粉を使用しているものばかり、、、
炊き出しで温かいカレーライスを振舞っていただいても、カレールーにも小麦粉が使われているのが一般的です。
では、何を食べたら良いのでしょうか、、、
そう、食物アレルギーの人によっては、食べられるものが限られてしまうのです。
以前、東日本大震災で被災した、ある避難所の出来事が新聞記事になっていました。
食物アレルギーをもった子供が、支給された食料を食べないでお腹を空かせていたとき、周りの人々から「贅沢言うな!」と叱られ、罵られ、深く傷ついたと。
好き嫌いで食べないのではありません。
お腹は空いているのに、食べたくても食べられない人のことを理解してほしい。
軽度の食物アレルギーならば多少の息苦しさや体の痒みで済むかもしれませんが、このアレルギーは重度の人がアレルゲンのあるものを食べれば命にかかわることなのです。
もっと社会全体が食物アレルギーついて関心と知識をもってくれることを願います。
【備えあれば患いなし】
このような事からも、非常時にはどうしたらよいのか考え、準備しておかなくてはなりません。
避難所任せ、人任せにして、不平不満を唱えていても始まらないのです。
自分の身は自分で守る。
この気構えは大切です。
我が家では、携帯用ラジオや乾電池、小さな救急箱の他にもレトルトごはんや無添加だしパックなどをひとまとめにして、リュックサックに入れてあります。
もし、何かあった時には、このリュックサックだけを持って普段から決めている避難所へ避難すること。
子供たちにも、そう言い聞かせています。
だしパックが必要なの?
と思われる方がいらっしゃるかと思いますが、諸外国比べてに日本は食品添加物の使用規制がゆるい国です。
これら食品添加物のどれかにアレルゲンがある人もいるので、無添加のだしパックを1つ持っておくことで急場をしのげるケースもあると思います。
何も食物アレルギーをもつ人だけが必要なものではありません。
例えば、非常食としてとても重宝するカップラーメンも、毎食続けば飽きもくるのが正直なところです。
そんなときには粉末調味料の量を減らして、代わりに出汁パックを1つ入れてお湯を注ぎます。
これだけで味わいはソフトになり、あっさりと美味しく食べることが出来るのです。
しかも、天然出汁の香りにはリラックス効果があり、慣れない避難所の生活で溜まったストレスの解消にも大きな効果があるはずです。
私たち日本人のDNAには、出汁の香味を「美味しい」、「心が落ち着く」と刻まれているのではないでしょうか。
最後までこの記事をお読みいただき、ありがとうございます。
さあ、遅くはありません。
今すぐ必要なものをリストアップして、リュックなどに一纏めにしておきましょう。
そして、無添加のだしパックも1つ入れておきましょう。
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